京橋の長屋再生








京橋の長屋再生
 

 
   

サブリース

この長屋は、浴室等の増築もされておらず比較的改装はされていない様である。
場所は京橋から徒歩10分程度の所である。
この物件は浴室もないこと等から、不動産業者が倉庫として家賃5万円で出していた物件であった
借り手も見つからぬまま不動産業者はリスクを負いつつ、
サブリースという形をとり200万円(相変わらずローコストである)の工事費を掛け、
この長屋を流通させようというものである。

開放的空間と引戸
現況は、前台所形というもので玄関の脇に台所があり、その前に階段があり2階へのアプローチとなる。
2階は手前の部屋を通過しなければ奥の部屋に進入できないプランであった。
新しいプランは、階段の方向を変え昇り切る所を2階の中央に持って行き、2つの部屋に導く様にした。
ダイナミックな小屋組を見せたいが為、2階の部屋の間仕切壁は天井まで達せず
高い天井高を利用しロフトを設置した。
ロフトの下部は、シェアリングクローゼットとなっており、両方の部屋から利用できるものとなっている。
表に面しての窓は、既存のガラス入り木製建具を設置し防犯と意匠を整える為、
その外部に足場丸太を連立させた。
その他の建具は全て引戸で、使用されていたものが再利用されている。
日本人にとって引戸の影響というのは、開放的空間で生活する為遠慮や控え目といった生活律が生まれ、
日本人の精神的形成がされていたのだと思う。


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