
本質
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本質という意味は 「そのものの特徴となっていて、それ抜きにはその存在が考えられない、大事な性質・要素。」 と出ている。 老舗(ミナミでオールナイトコンビニの元祖)であるコンビニエンスストアーを 設計するにあたり、現在のコンビニエンスストアーを再考すれば、 蛍光灯の白い光りで、これでもかというほど明るい。 そして、隙間なく商品がぎっしりと並べられている。 いずれもこの筋の業界では当り前の経営戦術らしい。 それはいつでもすぐ、生活に必要な物が購入できるという、 コンビニエンスストアの本質の線上にあると思われる。 惣菜屋さんとしてはどうだろう。 お客様は便利なカップラーメンや冷凍食品ではなく、 本物の肉じゃがや、筑前煮が頂きたいのではないだろうか。 ここのおにぎりは、具が見えるようになっている。 大きめの焼きたらは、具の大きさが揃ってなく、いかにも手作りという風である。 もちろん引っぱるビニルなんかはついていない。 こんなおいしい商品を並べる器は、もちろん本物でありたい。 外壁や棚板はなるべく無垢材を使い、厨房をシースルーにし、 その雰囲気を惣菜 BARに引っぱってきた。 中味と器、どちらが欠けても゛本質″は味わえないのではないだろうか。 現在、破竹の勢いにのる大量コンビニへの恐怖より、本質を見続けたい。 |